築38年のマンションをリフォームして良かったこと・悪かったこと

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祖父が住んでいたマンションの1室を相続する形となり、リフォームして住み始めました。

今回はマンションリフォームしたときのお話を書いていきます。

具体的には…
リフォームのために準備したこと
リフォームして感じたこと(良かったこと・悪かったこと)

などを書いていきます。

マンションのリフォームを考えている方に参考になれば嬉しいです。

リフォーム前のお話

2021年2月に母から「祖父の住んでいるマンションをリフォームして住まないか」という話がありました。

分譲マンションでローンは完済しており、住むための固定費としてかかる費用は管理費と修繕積立金だけということでした。

リフォームするとかかる費用はありますが、賃貸で住むよりも良い話だと思いました!

その当時は半同棲している彼女さんがいて、3月の彼女さんの誕生日にプロポーズしようと考えていたので、一旦保留にさせてもらいました。

その後、プロポーズは成功したので、入籍の準備を進めながら、おうちについてもふたりで話し合いました。

ふたりで賃貸の物件をあれこれ言いながら探すのも楽しいんだろうなーと思いましたが、将来的なことを考えるとマンションを譲ってもらうほうがいいと決めました!
部屋の広さ、間取り、設備など近い条件で賃貸物件で探そうと思うとかかってくる固定費の差が大きかったです。

また、リフォームするので賃貸物件よりも自分たち好みのおうちを作れるというメリットもあったのが決める大きなポイントになったと思います。

このような形で祖父のマンションをリフォームして住むことが決まりました。

ただ…ふたりで賃貸物件を見てあれこれ探すのは憧れました(´▽`)笑

家族構成と間取り

参考までにリフォームを決めたときの家族構成とマンションの間取りを書いておきます。(2021年5月時点)

夫婦ふたり暮らし【30歳同い年夫婦】
2021年5月13日に入籍したので新婚ほやほやでした。
結婚した当初から、ふたりの意見として子どもはできるだけ早く欲しいと考えていました。

おうちの広さは67.20平米で、間取りはリフォーム前の段階で3LDKでした。

リフォーム後は1つ壁をなくして2LDKにしています。
約19帖のLDK、約6帖の洋室、約4.5帖の洋室という間取りになりました。

リフォームの予算

ふたりとも、あまり預貯金がない+結婚式資金を貯めなければいけない
ということもあり、リフォームの予算は600万円にしました。

リフォーム会社や部屋の状態にもよると思いますが、お願いしたリフォーム会社ではフルリフォームはしてもらえる予算でした。

水回りの位置を変えたり、間取りを大きく変えるスケルトンリフォームは、800万〜1,000万ほどの予算がないと難しいようでした。

スケルトンリフォーム床、壁、天井をすべて取り払って、躯体のみの状態にして、間取りから造り直す大掛かりなリフォーム

本当はカウンターキッチンのおうちがよかったのですが、予算の関係上でそこまではできませんでした!

リフォームの準備

リフォーム会社と打ち合わせをして、壁紙・床材・建具・キッチン・浴室・洗面台などを決めていきました。

決めるのが特に難しかったのは、壁紙と床材です。
おうちの印象を決めるのが壁紙と床材になると思っていたので、かなり迷いました。

最初に決めたのは床材(フローリング)でした。
リフォーム会社でフローリングのサンプルはいくつかもらえましたが、それ以外にもインターネットで調べるとたくさんの種類がありました。

リフォーム会社でサンプルがないものはWEBで取り寄せをして、見比べながら決めていきました!
サンプルは小さいので床一面に広がったときのイメージが難しかったです。

光の当たり具合や自然光・電球色・昼白色などによって、色の見え方が違ったので決めるときはそういったことも考慮していくことをおすすめします。

床材を決めた後に色合いがごちゃごちゃにならないように考えながら、壁紙を決めていきました。

壁紙は、家の7割くらいは同じ壁紙を選んでシンプルにして、一部アクセントになる壁紙を選びました。

リフォームのために決めていったこととしては…キッチンや浴室、洗面台を決めるためにショールームに見に行きました。

壁紙や床材もショールームで見ようと思えば見ることもできましたが、時間を取ることが難しかったです。
近くにショールームがあって時間に余裕があるなら、たくさんの種類を見比べながら決めたほうがわかりやすいと思います。

いろいろ見て候補や選択肢が増えると、選ぶのが余計に難しくなる可能性もあります。

たくさん悩んで考えている時間が楽しいと思うので、ゆとりを持って準備することをオススメします!

リフォームの様子

リフォーム前の築38年のお部屋はさすがに古いおうちって感じが強かったです。

汚れとかは仕方ないにしても建具が古いとそう見えるのかなと感じました。

建具やフローリングなど解体しただけでおうちの雰囲気はかなり変わっていました。

新しいドア枠や建具、壁が張り替えられ始めるとおうちの雰囲気はかなり変わってきました。
壁紙、フローリング、建具が変わるだけで印象が全然違うと感じました。

全体的に綺麗になってくるとリフォーム前と比べると見違えた部屋になっていました。

ほとんどの壁紙が貼り替えられてられていて、ほぼ完成型になりました。

梁の部分のアクセントクロスが良い感じでした!

アクセントクロスの面積が広くなるとうるさい感じの部屋にならないか心配でしたが、お洒落で良い感じになったので満足(*´∀`)

完成してからは引っ越しなどの準備が忙しくて、荷物が入るまでに全体的には写真を撮れませんでした。

住み始めて少し経ってからの写真は1枚だけありました。

リフォーム前と比べるとかなり変わったと思います!
ふたりとも北欧テイストが好きなので、全体的にナチュラルな雰囲気になるようにしました。

リフォームしてみた感想

リフォームして良かったことと悪かったことを書いていきたいと思います。

基本的には良かったことしかないのですが、マンションリフォームならではの悪かったことがあったのでその点について書いていきます。

良かったこと

・水回りや建具、壁紙やフローリングなど全てが新しくなると新築とほとんど変わらなくなった。
・自分たちの好きな内装にすることができる。


この2つが特に良かったと思うことです。

賃貸で自分たち好みの内装の部屋を探そうと思うと、こだわればこだわるほど見つけるのが難しくなりますが…リフォームなら、ひとつひとつ自分たちの好きなように決めることができたので部屋の雰囲気の満足度が高くなりました。

分譲マンションを購入するよりも中古マンションを購入してリフォームするほうが費用を抑えつつ、自分好みのおうちにしやすいと思います。

悪かったこと

・マンションの構造上や管理規約により、リフォームが難しい箇所もある。
・共用部はリフォームできない。


マンションではリフォームでどれだけお金をかけてもできない箇所があります。

例えば、玄関ドアやベランダなど…。

部屋が綺麗になっても玄関ドアに年季が入っているとぱっと見では古いおうち感がでてしまいます。

マンションの大規模修繕で玄関ドアの交換をされることが多いですが、いつ交換されるかはマンションの修繕計画次第になります。

私たちの住むマンションは築38年ですが、玄関ドアはまだ交換されていません。
ただ、修繕計画に組み込まれているようなのでそれまでは我慢です!

悪かったこととは少し違いますが、これからマンションリフォームを考えられる方に注意してほしいことも書いておきます。

築年数が古いマンションでお風呂に追い焚き機能がない場合、リフォームで追い焚き機能を付けようとしても管理会社からマンションの躯体に穴を開ける許可が出ないと施工してもらえません。

私たちのマンションもリフォーム会社から、マンションの管理会社から許可が下りないため施工できないと言われました。

その後いろいろあり、追い焚き機能を付けることはできました!

最後に…

マンションリフォームをして大満足でした!

悪かったことはいろいろ書きましたが、これから中古マンションを購入してリフォームを考えられる方の参考になればいいと思って書いています。
できないことや良くないこともあるということを考慮していれば、とてもオススメです!

リフォーム後をイメージしながら、壁紙や床材を決めていくのは難しかったですが、たくさん考えて決めたので築古のマンションでも愛着を持つことができました!

新婚でふたりで住む賃貸物件を探すの憧れると思っていましたが、リフォームでふたりであれこれ考えながら決められたのでよかったと思います。

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