投資初心者がウェルスナビを3年間やってみた結果

2018年5月から始めていたWealthNavi(ウェルスナビ)を2021年2月に全額出金をしたので、今回は約3年間やってみた結果を書いていきたいと思います。

ウェルスナビのことは何度か記事で書いていますが、私は株についての知識はありません。
何も知らない初心者が資産運用を行った結果を温かく読んで頂ければ嬉しいです!

「最近、ウェルスナビって聞くけど実際どうなんだろう?」
「株の知識とか全くないけどやってみても大丈夫かな?」

と思っている人に少しでも参考になればいいなーと思います。

株の知識がある人からすると、
「それは損だ!」
「ウェルスナビはやらない方がいい!」
と思われるかもしれませんが、優しい目で見てください。

これまでに書いた記事も一緒に読むと、それぞれの時期でどのような感じだったのか…ということがわかりやすいと思います!

WealthNavi(ウェルスナビ)とは

「長期・積立・分散」をサポートする全自動の資産運用です。

スマホ1つで入金・出金・積立ができ、世界中に分散して投資することでリスクを抑えながら、長期的な視点でコツコツと積み立てていけます。

その投資もロボットアドバイザーが行うので自分自身で売買する必要はなく、相場の動向に惑わされず、全て自動で買い付けなどをしてくれます。

ウェルスナビは2016年7月からサービスが開始されており、サービス公開から4年で預かり資産が3,700億円を突破。
また、利用者は約30万人に到達しております。

さまざまな金融機関や事業会社と提携をしているので、利便性の高さもあります。

家計簿アプリのマネーフォワードやMoneytreeとも連携できるのはとても便利でした!

安全性については…

証券会社などの金融商品取引業者等においては、金融商品取引法により、お客様の財産と自己の固有財産を分別して管理することが義務付けられており、これを「分別管理」と言います。WealthNaviでも、お客様の財産と自己の固有財産を分別して管理しています。

WealthNaviのお客様口座の資産は、ETF(上場投資信託)と現金に分けて管理されており、ETFは世界最大規模の証券預託機関であるDTC(The Depository Trust Company)で管理し、現金は三井住友銀行、みずほ信託銀行およびりそな銀行に信託されています。

確実に分別管理を行うことにより、万が一当社が破綻しても、お客様の財産は原則保護されます。

Wealthnaviの安心・安全への取り組み

また、ウェルスナビは投資者保護基金に加入しているので、資産が守られる体制が構築されているそうです。

実際に3年間やってみた結果…

まず、結果から報告します!!!

画像の通りなのですが…

総入金額が1,110,000円
総出金額が1,324,379円
でした!

ということは、約3年の資産運用で214,379円の利益になりました!!

仮に銀行に預けていたら、ここまで資金が増えることはなかったと思います。

ただ、自分自身で何かをしていたかというと…そんなことはなく、株の知識もなかったので、ロボアドに任せて放置していました。

本当に何もしていないので、感覚としては銀行にお金を預けていただけです。

どのように資産運用していたか

ウェルスナビでは、リスク許容度を1~5の5段階でご用意されており、数字が大きいほどリスクが高くなります。

私はリスク許容度5に設定していました。
この3年間一度も変更していません!
完全に放置です。

口座は、特定口座(源泉徴収あり)にしていて、面倒な確定申告は不要なものに設定していました。

少し損をするとは思いましたが、確定申告をしなくていいのがメリットに感じました。

2018年5月からウェルスナビを始め、最初の入金額は30万円でした。
それから毎月自動積立を設定していたので、毎月3万円入金していました。

毎月積立をしていたので、徐々に入金額は増えていきました。

ただ、ウェルスナビはクイック入金もできるので、積立入金以外にもマイナスに転じた時だけ、少額でもクイック入金をするように心掛けていました。

コロナウイルスの影響で株価が下がる前、2020年2月20日が+14,40%で過去1番プラス(当時)になっていたので、喜んでいましたが…

1ヶ月後にとんでもないことになるとは思ってもいなかった。

コロナウイルスの影響が出始め、じわりじわり下がってきたと思ったら急落…。

2020年3月16日には、-21,01%で過去1番のマイナスになりました。

どうなってしまうんだ!と不安になりましたが、「今が入金するタイミングだ!」と追加の入金をしました。

ただ、この頃から私のお仕事がコロナウイルスの影響を受けてしまう業種でお給料が不安定になったため、自動積立はやめてしまい、1年の間に一度も入金することはありませんでした。

本来であれば、マイナスが膨らんでいる間に入金をするのが長期的に考えてリターンがあります。

株について知識がなくても、それさえ意識して入金していれば、あとはロボアドが自動で買い付けをしてくれることが1番のメリットだと思っています!

マイナスがプラスに転じるまでは何年かかかるかなーと思いましたが…

約3ヶ月でプラスに転じていました!

そして、その後はマイナスに転じることはほとんどなく、+20%前後を維持していることが多かったです。

グラフで一度下がっているのが見えると思いますが、少し現金が必要だったため、19万円を出金しています。

そして、2021年2月に過去最高の+25%弱になったので全額出金することを決めました!

お金を使う予定ができたので出金しましたが、ウェルスナビが嫌になったわけではなく、もっと長期で運用していく予定ではありました。

最後に、全額出金するときにかかった税金など書いていきます。

株を売却したことによる利益に対して、所得税15%、復興特別所得税0,315%、住民税5%の合計20,315%の税金がかかります。

なので、私は約45,000円税金で取られています!

最終的な評価額が1,180,905円で、そこから手数料385円と税金45,000円が引かれたので、約113万5千円が口座に振り込まれました。

事前に19万円出金していたので、合算すると先ほど記述していた総出金額が132万円強になります。

ウェルスナビで運用することのメリットと感じたこと

・入金、出金などの手数料が無料
・株の知識がなくても基本的には放置で大丈夫
・手数料が1%取られるが、分配金で補填できていた

株と聞くと難しく思えてしまっていましたが、比較的リスクが高くなく運用することができたのがよかったです。

また、私の場合は手数料よりも分配金の金額の方が多かったので、負担に感じにくかったので、初心者でも始めやすいと思いました。

ただ、実際にやってみて思うことは…始めるタイミングだけは株価の状況を少しだけ把握しておくのがいいと思いました。

ウェルスナビを始めるなら、株価が好調な時よりもどちらかというと悪い時の方がいいです!

ただ、その株の動きを読めるくらいならウェルスナビをやる必要はない人だと思うので、長期的に考えるならいつ始めてもそこまで差がないと思います。

ウェルスナビで運用することのデメリットと感じたこと

・手数料が高い
・税金で取られる金額が大きい
・資産がマイナスになる可能性がある


手数料は高いよりは安いほうがいいかな…くらいです。

自分自身で買い付けなどして運用ができるという人には手数料1%は高く感じると思いますが、基本的に任せっきりな人にとっては大きなデメリットにはならないと思います。

今回全額出金をしてみて、税金で取られる金額が気になってしまいました。

株を売却したときにかかるものなので仕方ないとは思いますが、確定拠出年金や積立NISAの方が節税になるので、どうしても比較はしてしまいます。

ウェルスナビ「おまかせNISA」が始まる

全額出金した後に判明したことなのですが、2021年2月17日より、日本で初めてNISA口座で自動でおまかせの資産運用できる新機能「おまかせNISA」の提供を開始する予定みたいです!

今までの基本的な機能とは同じで、利益に税金がかからなくすることができます。

ただ、「おまかせNISA」は一般NISAを利用するので年間投資可能額が120万円で非課税期間が最大5年間です。

年間で120万円を投資に回さずに、少額で長期積立する人にとってはデメリットになるかもしれないので、他の証券などで積立NISAが良さそうです。

私は以前も毎月3万円積立入金していたので、年間でも36万円でした。

それも考えると一般NISAではなく積立NISAの方が合っているような気がします…

ですが、今回税金で取られたものが非課税になるのはすごく嬉しいなと思いました!
またいつか活用できたらしたいです!

すでにウェルスナビで運用している資産をNISAに移行することはできないようなので、そこは注意が必要だと思いました。

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